Blog. -雑記帖-
カテゴリ「その他雑記」に属する投稿[30件](2ページ目)
こんにちは。望田です。
今日は嬉しいことがあったのでちょっとだけ失礼します!
なんと……
個人用に入稿していた2023年-2024年のイラストログ本が届きました~!
やったー!こちらになります!



[しまうま出版さん]https://publish.n-pri.jp/ にて、印刷をお願いいたしました。
丁度エコノミー&プライム50%オフの期間でしたので、えいや!と原稿をお送りした次第です。
せっかくなので、私はプライムにて、マットPPの装丁で印刷していただきました。
今年のログ本なので、当然PCの中にデータは残っていますし、個人サイトでも閲覧可能なイラストたちになります……ですが!
実際に物理の本として読めるものを手に取ると、やっぱりリアル同人誌の良さってあるなあと感じてしまいます。
(こうして同人屋は紙媒体の魔物に取りつかれていくのです……)
来年もまた、こうして本を一冊作れるくらいにはイラストを描いていきたいですね!
などと抱負も申しつつ、ちょっとした小躍り回をお送りいたしました笑
ではでは、短いですが今回はこれにて。
今日は嬉しいことがあったのでちょっとだけ失礼します!
なんと……
個人用に入稿していた2023年-2024年のイラストログ本が届きました~!
やったー!こちらになります!



[しまうま出版さん]https://publish.n-pri.jp/ にて、印刷をお願いいたしました。
丁度エコノミー&プライム50%オフの期間でしたので、えいや!と原稿をお送りした次第です。
せっかくなので、私はプライムにて、マットPPの装丁で印刷していただきました。
今年のログ本なので、当然PCの中にデータは残っていますし、個人サイトでも閲覧可能なイラストたちになります……ですが!
実際に物理の本として読めるものを手に取ると、やっぱりリアル同人誌の良さってあるなあと感じてしまいます。
(こうして同人屋は紙媒体の魔物に取りつかれていくのです……)
来年もまた、こうして本を一冊作れるくらいにはイラストを描いていきたいですね!
などと抱負も申しつつ、ちょっとした小躍り回をお送りいたしました笑
ではでは、短いですが今回はこれにて。
こんにちは。望田です。
前回更新から結構空いてしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私はようやく私生活のファイヤーターンが落ち着き、ほっと一息をつけるかな、という具合です。
個人的なお話になってしまうのですが、先月11月は本当に濃厚な一か月でして……。
創作活動に取り組みたいけれど、その猶予がないという状態の連続でした。
そんな中、個人サイトやこちらのてがろぐに足を運んでくださったり、更にはいいねボタンやWaveをいただいたりなど、ひっそりこっそりと確認させていただき、とても励みになっておりました。
遅くなりましたが、まず今回の更新ではこちらに感謝を申し上げたく。なかなか更新できない中、ご閲覧や反応などありがとうございます……!
今月は先月よりは能動的に創作に取り組んでいきたい所存なので、今後も是非遊びにきていただけますと幸いです。
そんな感じで、最初にお礼を申しつつ、今回の記事のトピックスはこんな感じです。
では、以下からいってみましょう。
【一巻の再版に関するあれこれについて】
先日、2025年の1月中に再版を予定している旨をお話した「星見の魔法使い 一巻」について続報です。
こちらについて、発行予定日を2025年1月31日予定という形で、目途を付けさせていただきました。
基本仕様は変わらぬまま、グロ表現をソフトに全年齢版として、そして、表紙にサブタイトルを追加してお届けしたいと考えています。
頒布価格は以前の全314ページ1,600円から、800円へと引き下げ、よりお手に取っていただきやすく変更させていただきます。
また、今回は同時に、PDF版のDL頒布も行う予定です。
「紙より電子派です」という方にも、ぜひ作品に触れていただけたらとこちらの施策を決定いたしました。
こちらは、同内容で600円にて頒布予定です。この機会に、是非本編作品に触れて頂けますと幸いです。
後日、こちらの内容を分かりやすくまとめたお品書きなどご用意できればと思います。
「星見の魔法使い作品紹介ページ」でも確認いただけるように、調整いたしますね。
「星見の魔法使い 一巻」の情報については、以上になります。
ぜひ!なにとぞ!よろしくお願いいたします。
【二巻の発行に関するあれこれについて】
続いては、「星見の魔法使い 二巻」の情報についてです。
現在鋭意制作中のこちらの作品についてですが、発行予定時期の目途が立ちましたので、お知らせいたします。
「星見の魔法使い 二巻」は、2025年春頃発行予定とさせていただきます。
春っていつなんだ……!という感じではございますが……笑
遅くとも4月いっぱいまでには、というニュアンスで捉えて頂けますと幸いです。
小説の初稿はただいま佳境に入っており、このあと推敲、校正、挿絵原稿などなど、それを加味してのこちらの日取りとなりました。
お届けまで今しばらくお時間をいただきますが、いい感じに仕上がりつつありますので、お楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
「星見の魔法使い 二巻」についての情報は、以上になります。
ずっと原稿ばっかりしていて恐縮です、そろそろ一旦の区切りは見えそうですので、どうかご容赦いただけますと幸いでございます!
【2月に開催予定のイベント参加について検討しています】
最後に、今後のサークル「望遠鏡」の活動についてご連絡です。
ご連絡というか、これは望田が考えていることの備忘録的側面が強いです。
2月に開催されるオンラインイベント「創作BLオンリー関係性自論6」さんへの参加を、検討中です。
前回は気合を入れ過ぎて空回りしてしまったので笑
リベンジ的な感じと、また、やはりたくさんの方の作品に触れることができる場と、雰囲気がとても楽しかったので「一般参加もいいけど、どうせならサークル側で参加するのはどうだろう?」と考え検討中という形で見守っております。
とはいえ、まだ二巻の原稿も区切りがついていないので、これが終わる目途がつきそうになった暁には、というつもりでおります。
でもできれば参加したいですね……!がんばって原稿をしよう……!
もし参加できそうなら二巻の準備号をお持ちしたいです!(気が早い)
【おわりに】
そんなわけで、今回はいつもの内容がない感じではなく、結構実のある情報がお届けできたのではと思います。
12月に入り、そこはかとなく身体と心が軽くなった雰囲気があります。
残り一か月、これまで身を入れて打ち込めなかった創作に、しっかりと取り組んでいきたい所存です。
なにとぞ、お付き合いいただけますと幸いです!
最初にもお話しましたが、いつもいいねやWaveをありがとうございます!
本当に嬉しいです。これからも、たまにふらっと来たくなる個人サイトを目指して精進いたします。
ではでは、今回はここまでで。
前回更新から結構空いてしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私はようやく私生活のファイヤーターンが落ち着き、ほっと一息をつけるかな、という具合です。
個人的なお話になってしまうのですが、先月11月は本当に濃厚な一か月でして……。
創作活動に取り組みたいけれど、その猶予がないという状態の連続でした。
そんな中、個人サイトやこちらのてがろぐに足を運んでくださったり、更にはいいねボタンやWaveをいただいたりなど、ひっそりこっそりと確認させていただき、とても励みになっておりました。
遅くなりましたが、まず今回の更新ではこちらに感謝を申し上げたく。なかなか更新できない中、ご閲覧や反応などありがとうございます……!
今月は先月よりは能動的に創作に取り組んでいきたい所存なので、今後も是非遊びにきていただけますと幸いです。
そんな感じで、最初にお礼を申しつつ、今回の記事のトピックスはこんな感じです。
- 一巻の再版に関するあれこれについて
- 二巻の発行に関するあれこれについて
- 2月に開催予定のイベント参加について検討しています
では、以下からいってみましょう。
【一巻の再版に関するあれこれについて】
先日、2025年の1月中に再版を予定している旨をお話した「星見の魔法使い 一巻」について続報です。
こちらについて、発行予定日を2025年1月31日予定という形で、目途を付けさせていただきました。
基本仕様は変わらぬまま、グロ表現をソフトに全年齢版として、そして、表紙にサブタイトルを追加してお届けしたいと考えています。
頒布価格は以前の全314ページ1,600円から、800円へと引き下げ、よりお手に取っていただきやすく変更させていただきます。
また、今回は同時に、PDF版のDL頒布も行う予定です。
「紙より電子派です」という方にも、ぜひ作品に触れていただけたらとこちらの施策を決定いたしました。
こちらは、同内容で600円にて頒布予定です。この機会に、是非本編作品に触れて頂けますと幸いです。
後日、こちらの内容を分かりやすくまとめたお品書きなどご用意できればと思います。
「星見の魔法使い作品紹介ページ」でも確認いただけるように、調整いたしますね。
「星見の魔法使い 一巻」の情報については、以上になります。
ぜひ!なにとぞ!よろしくお願いいたします。
【二巻の発行に関するあれこれについて】
続いては、「星見の魔法使い 二巻」の情報についてです。
現在鋭意制作中のこちらの作品についてですが、発行予定時期の目途が立ちましたので、お知らせいたします。
「星見の魔法使い 二巻」は、2025年春頃発行予定とさせていただきます。
春っていつなんだ……!という感じではございますが……笑
遅くとも4月いっぱいまでには、というニュアンスで捉えて頂けますと幸いです。
小説の初稿はただいま佳境に入っており、このあと推敲、校正、挿絵原稿などなど、それを加味してのこちらの日取りとなりました。
お届けまで今しばらくお時間をいただきますが、いい感じに仕上がりつつありますので、お楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
「星見の魔法使い 二巻」についての情報は、以上になります。
ずっと原稿ばっかりしていて恐縮です、そろそろ一旦の区切りは見えそうですので、どうかご容赦いただけますと幸いでございます!
【2月に開催予定のイベント参加について検討しています】
最後に、今後のサークル「望遠鏡」の活動についてご連絡です。
ご連絡というか、これは望田が考えていることの備忘録的側面が強いです。
2月に開催されるオンラインイベント「創作BLオンリー関係性自論6」さんへの参加を、検討中です。
前回は気合を入れ過ぎて空回りしてしまったので笑
リベンジ的な感じと、また、やはりたくさんの方の作品に触れることができる場と、雰囲気がとても楽しかったので「一般参加もいいけど、どうせならサークル側で参加するのはどうだろう?」と考え検討中という形で見守っております。
とはいえ、まだ二巻の原稿も区切りがついていないので、これが終わる目途がつきそうになった暁には、というつもりでおります。
でもできれば参加したいですね……!がんばって原稿をしよう……!
もし参加できそうなら二巻の準備号をお持ちしたいです!(気が早い)
【おわりに】
そんなわけで、今回はいつもの内容がない感じではなく、結構実のある情報がお届けできたのではと思います。
12月に入り、そこはかとなく身体と心が軽くなった雰囲気があります。
残り一か月、これまで身を入れて打ち込めなかった創作に、しっかりと取り組んでいきたい所存です。
なにとぞ、お付き合いいただけますと幸いです!
最初にもお話しましたが、いつもいいねやWaveをありがとうございます!
本当に嬉しいです。これからも、たまにふらっと来たくなる個人サイトを目指して精進いたします。
ではでは、今回はここまでで。
こんにちは。望田です。
ただいま絶賛二巻の執筆をしています。
サイトが一か月前くらいで更新が止まっているのですが、現在はそちらに掛けるリソースが確保できないため、少なくとも1月までは更新が停止した状況になるかと思います。
大変心苦しいのですが、集中して原稿を進めるため、何卒ご理解いただけますと幸いです。
さて、今回ですが、そんな小説の執筆作業中に(そういえば……)と思い返した望田の小説の書き方について備忘録をまとめていこうと思います。
私はプロの小説家さんではないですし、そもそも書き上げた作品も少ないので、誰かにとやかく言いたいというわけではなく。
ただ、「今の時点だと自分ってこういう書き方をしているなあ」という記録の側面が強いので、予めご了承ください。
では、行ってみましょう。
・プロットを考える
・執筆はリアルタイムレンダリング
・あとから違和感、矛盾点を修正
【プロットを考える】
まず、プロットを考えます。
これは小説書きさんに限らず、漫画描きさんもなべて行う作業かと思います。
望田の場合は、これに関してはかなり大雑把に決めることが多いです。
何故ならば、大体後述の「リアルタイムレンダリング」によって、決めたはずの展開が覆るケースが多発するからです。
例えば、「この場面ではAにBのことを怒ってもらおう」とプロットで決めるとします。
けれど、実際に小説を書いていると「Bの事情を知ったら、Aは頭ごなしにBのことを怒らないだろう」みたいな展開になって、結果プロットと違うものが出来上がる、みたいなことが起きるのです。
それが分かっているので、私はプロットをがちがちには組みません。
ただし、頭とお尻だけは絶対に変えないと決めています。
話が転がっていくうちに、進路が変わっても、最終的には決めた終わりへと向かうように、プロットも調整していきます。
例えるなら登山みたいなものです。
頂上は一つだけれど、そこに辿り着く道は時と場合によって変えていかなくてはならない。
プロットは山道の地図で、このルートが怪しいなら、別のルート、というように頂上への道を描き直して進んでいきます。
たぶん、この手法は私が同人屋だからできることで、プロの方が聞いたらお叱りを受けるかもしれません。
ただ、少なくとも私はこのやり方の方が自由度が高くて、キャラクターたちものびのびと行動し、自分が納得できるものが出来上がるので、そのようなプロットの立て方を考えているようにしています。
【執筆はリアルタイムレンダリング】
プロットを元に本編を執筆するのですが、これは私の場合、常にリアルタイムレンダリングだな、と感じています。
リアルタイムレンダリングというのは、私の認識では主にゲームなどの3Dモデルの計算をするときに、
予め計算しておいたものを出力するのがプリレンダリング、出力するタイミングで計算を同時に行うのをリアルタイムレンダリングと呼ぶ、という認識で話を進めていきます。
(あくまで私の認識なので、ちょっと間違っているかもしれません! 論点はそこではないので大目に見て頂けると……!)
ここで言うリアルタイムレンダリングというのは、
事前にプロットで話をかっちり固めたものを執筆するのがプリレンダリング(事前に決めておく)なら、
その対となる執筆中に話を作っていくものをリアルタイムレンダリング(その場で決める)という意味で定義しています。
実際のそれがどうという話ではないのであしからず。
大まかなプロットは敷いてあるのですが、それに対して
「この場面ならこういう状況説明をして」とか、
「これ、いつか話さなきゃいけない内容だけど、今が一番ベストかもな」とか、
「いや、プロットではこう書いたけど、やっぱこっちの方が自然(面白い)だな」とか、
そういう感じでその場の状況で話を転がしているなと、ここ最近原稿をしていて思ったのです。
頭の中で組み立てておくのではなく、キーボードを叩きながら展開を出力している感じです。
そうすると、特に後半において、前半に撒いておいた何気ないものを伏線として回収し、後半で起爆したりとか、そういうことが出来たりします。
小説を書き始めの頃は、私もかっちりプロットを組んでいたのです。
しかし、「どうも型にはまった展開を書き進めていくのでは窮屈だな」とか
「プロットではこう書いてあるけど、このキャラはもっとこういう考え方をするんじゃ」とか
そういうことが多すぎて、「それならもうその場で判断して書いたほうがいいのでは?」と、思い至り、現在のようなスタイルに落ち着きました。
しかし、そうするとのびのび執筆できる分、当然型にはまらなかった分のツケが回ってきます。
そこで、以下のような対策が必要になります。
【あとから違和感、矛盾点を修正】
執筆時に自由に書いた分、その帳尻を合わせるために全編を通してがっつり推敲を行います。
大体、後半で「やべ、あそこああやって書いたから矛盾するな……でも、こっちの展開のが好きだしな……」と気づく部分などを修正していくのです。
それ以外にも、伏線をより分かりやすくしたり、必要なシーンを後からつけたしたり、様々な工夫を施します。
「自由にその場の判断で書くから」というお叱りが飛んできそうですが、ぶっちゃけプロットに沿って書いてもそういう矛盾って起こるものだと思うのです。
それなら、例えその場合より修正点が多くとも、自分の書きやすい方法で書いて、より自分の好きだなあと思う展開を実現できたほうがよいのでは?と私は考えています。
もちろん、その手法を選んだ分、責任は生じます。
ですので、できるだけしっかり全編に目を通して、矛盾の無いように努めたいなと心を戒めていきたいですね。
【おわりに】
その場の判断で文を書くキリギリス的な私ですが、プロットをきちんと組むことに対して否定的な気持ちは一切ありません。
小説が行き詰るにあたって、色々と検索をかけると「プロットをしっかり組め」という記事や動画がたくさん出てきます。
そういう情報の仰ることは最もだと思いますし、実際、困っている時にプロットを見直すと方向性が可視化されて筆を持ち直すこともできます。
そのような時は「やっぱプロットって大事だな~」と改めて感じます。
プロットに忠実であることと、その場の判断で展開を決めること。
どちらもいい塩梅で、有効に使っていきたい手法だなと、執筆強化月間の中望田は思うのでした。 了。
ただいま絶賛二巻の執筆をしています。
サイトが一か月前くらいで更新が止まっているのですが、現在はそちらに掛けるリソースが確保できないため、少なくとも1月までは更新が停止した状況になるかと思います。
大変心苦しいのですが、集中して原稿を進めるため、何卒ご理解いただけますと幸いです。
さて、今回ですが、そんな小説の執筆作業中に(そういえば……)と思い返した望田の小説の書き方について備忘録をまとめていこうと思います。
私はプロの小説家さんではないですし、そもそも書き上げた作品も少ないので、誰かにとやかく言いたいというわけではなく。
ただ、「今の時点だと自分ってこういう書き方をしているなあ」という記録の側面が強いので、予めご了承ください。
では、行ってみましょう。
・プロットを考える
・執筆はリアルタイムレンダリング
・あとから違和感、矛盾点を修正
【プロットを考える】
まず、プロットを考えます。
これは小説書きさんに限らず、漫画描きさんもなべて行う作業かと思います。
望田の場合は、これに関してはかなり大雑把に決めることが多いです。
何故ならば、大体後述の「リアルタイムレンダリング」によって、決めたはずの展開が覆るケースが多発するからです。
例えば、「この場面ではAにBのことを怒ってもらおう」とプロットで決めるとします。
けれど、実際に小説を書いていると「Bの事情を知ったら、Aは頭ごなしにBのことを怒らないだろう」みたいな展開になって、結果プロットと違うものが出来上がる、みたいなことが起きるのです。
それが分かっているので、私はプロットをがちがちには組みません。
ただし、頭とお尻だけは絶対に変えないと決めています。
話が転がっていくうちに、進路が変わっても、最終的には決めた終わりへと向かうように、プロットも調整していきます。
例えるなら登山みたいなものです。
頂上は一つだけれど、そこに辿り着く道は時と場合によって変えていかなくてはならない。
プロットは山道の地図で、このルートが怪しいなら、別のルート、というように頂上への道を描き直して進んでいきます。
たぶん、この手法は私が同人屋だからできることで、プロの方が聞いたらお叱りを受けるかもしれません。
ただ、少なくとも私はこのやり方の方が自由度が高くて、キャラクターたちものびのびと行動し、自分が納得できるものが出来上がるので、そのようなプロットの立て方を考えているようにしています。
【執筆はリアルタイムレンダリング】
プロットを元に本編を執筆するのですが、これは私の場合、常にリアルタイムレンダリングだな、と感じています。
リアルタイムレンダリングというのは、私の認識では主にゲームなどの3Dモデルの計算をするときに、
予め計算しておいたものを出力するのがプリレンダリング、出力するタイミングで計算を同時に行うのをリアルタイムレンダリングと呼ぶ、という認識で話を進めていきます。
(あくまで私の認識なので、ちょっと間違っているかもしれません! 論点はそこではないので大目に見て頂けると……!)
ここで言うリアルタイムレンダリングというのは、
事前にプロットで話をかっちり固めたものを執筆するのがプリレンダリング(事前に決めておく)なら、
その対となる執筆中に話を作っていくものをリアルタイムレンダリング(その場で決める)という意味で定義しています。
実際のそれがどうという話ではないのであしからず。
大まかなプロットは敷いてあるのですが、それに対して
「この場面ならこういう状況説明をして」とか、
「これ、いつか話さなきゃいけない内容だけど、今が一番ベストかもな」とか、
「いや、プロットではこう書いたけど、やっぱこっちの方が自然(面白い)だな」とか、
そういう感じでその場の状況で話を転がしているなと、ここ最近原稿をしていて思ったのです。
頭の中で組み立てておくのではなく、キーボードを叩きながら展開を出力している感じです。
そうすると、特に後半において、前半に撒いておいた何気ないものを伏線として回収し、後半で起爆したりとか、そういうことが出来たりします。
小説を書き始めの頃は、私もかっちりプロットを組んでいたのです。
しかし、「どうも型にはまった展開を書き進めていくのでは窮屈だな」とか
「プロットではこう書いてあるけど、このキャラはもっとこういう考え方をするんじゃ」とか
そういうことが多すぎて、「それならもうその場で判断して書いたほうがいいのでは?」と、思い至り、現在のようなスタイルに落ち着きました。
しかし、そうするとのびのび執筆できる分、当然型にはまらなかった分のツケが回ってきます。
そこで、以下のような対策が必要になります。
【あとから違和感、矛盾点を修正】
執筆時に自由に書いた分、その帳尻を合わせるために全編を通してがっつり推敲を行います。
大体、後半で「やべ、あそこああやって書いたから矛盾するな……でも、こっちの展開のが好きだしな……」と気づく部分などを修正していくのです。
それ以外にも、伏線をより分かりやすくしたり、必要なシーンを後からつけたしたり、様々な工夫を施します。
「自由にその場の判断で書くから」というお叱りが飛んできそうですが、ぶっちゃけプロットに沿って書いてもそういう矛盾って起こるものだと思うのです。
それなら、例えその場合より修正点が多くとも、自分の書きやすい方法で書いて、より自分の好きだなあと思う展開を実現できたほうがよいのでは?と私は考えています。
もちろん、その手法を選んだ分、責任は生じます。
ですので、できるだけしっかり全編に目を通して、矛盾の無いように努めたいなと心を戒めていきたいですね。
【おわりに】
その場の判断で文を書くキリギリス的な私ですが、プロットをきちんと組むことに対して否定的な気持ちは一切ありません。
小説が行き詰るにあたって、色々と検索をかけると「プロットをしっかり組め」という記事や動画がたくさん出てきます。
そういう情報の仰ることは最もだと思いますし、実際、困っている時にプロットを見直すと方向性が可視化されて筆を持ち直すこともできます。
そのような時は「やっぱプロットって大事だな~」と改めて感じます。
プロットに忠実であることと、その場の判断で展開を決めること。
どちらもいい塩梅で、有効に使っていきたい手法だなと、執筆強化月間の中望田は思うのでした。 了。
遂に望田の住む地方でもちらちらと雪を観測いたしました。
師走の忙しい時期、風邪などひかないように気を付けながら、残り僅かの日々を乗り越えてきたいものですね。
さて、今回のトピックスはこちらになります。
【お品書き】
・関係性自論6さんにサークル参加します!
・星見の魔法使い一巻の頒布方法について補足
・イラストのご紹介
・最近好きな飴の話(雑談)
ではでは、いってみましょう。
【関係性自論6さんにサークル参加します!】
こちら、タイトルの通りでございますが、二巻の初稿が上がったので以前ちょっと触れていたイベントさんへの参加申し込みをしてきました!
イベントさんは「創作BLオンリー関係性自論6」さんです!やったー!たのしみ!
前回も参加させていただいたのですが、200を超える一次創作BLサークルさんが軒を連ねており、とても刺激を受けたのを覚えています。
今回は、一人でも個人サイトや「星見の魔法使い」に触れてくださる初見の方がいらしたらいいな、などとちょっとした目標を立てています。
もちろん、現在サイトを見に来てくださる皆さんにも、私の活動を通してぜひイベント会場にアクセスしていただけたらなあと考えていますが、ご判断はお任せします!笑
以前触れたとおり、一巻全年齢版と二巻の準備号を持って参戦したい所存です。
とはいえ、今回は気楽に!楽しくを目標に参加準備を進めていこうと思います。
もし、ご興味等ありましたら、ぜひ会場に足を運んでみてください。
すごいですよ。どこを見ても一次創作BLだらけです。
【星見の魔法使い一巻の頒布方法について補足】
こちらにつきまして、補足したく項目として挙げさせていただきました。
なにかと申しますと、今回の再版を以て一巻については紙媒体での頒布を一旦終了とさせていだこうかと検討しております。
ということを言っていなかったなと思いまして……。
理由はちょっと伏せさせていただくのですが、諸々ありまして……というわけで、星見の魔法使いの一巻に関しましては、完売次第PDF版のみでの頒布とさせていただく形になります。
もし紙媒体で欲しい!という方がいらっしゃいましたら、今回の機会にお手に取っていただけますと幸いです。
頒布開始日時は、2025年1月30日~BOOTHにて。
何卒、よろしくお願いいたします。
【イラストのご紹介】
二巻の初稿が終わり、手が空いたのでイラストを描く時間が捻出できました!
というわけで、二巻執筆中ずっと描きたかったシチュエーションのイラストです。
ジルと理玖と、二巻新登場の双子魔法使い、「朝沙(あさ)」ちゃんと「夜榴(よる)」くんです。
作中では彼らもかなりのウェイトで活躍いたします。
現代ファンタジーの美味しいところは、ファンタジーだけど現代だから現代の娯楽を楽しんでるところが描けるところですね……笑
例によって、二巻終了時軸で描いてしまったのですが、彼らがどんな活躍を見せてくれるのかお楽しみにしていただけると幸いです。
【最近好きな飴の話(雑談)】
~最後に雑談コーナーです~
最近は風邪対策と空腹対策で飴玉を舐めて作業や仕事をしているのですが、最近好きな飴がありまして……。
ずばり、カ〇ロさんの健康のど飴シリーズです!!
はちみつ柚子茶ヘビーユーザーだったのですが、今日思い立ってはちみつ梅の方を買ってみました。ま~~美味しい!!
冬場はお湯を飲みがちなので、それとも相性が良くて本当にはちみつ梅湯を飲んでいるかのような錯覚に陥ります。
梅が強すぎず、まろやかで優しい味なのがとても好きです。
この冬はこのシリーズにお世話になりながら、風邪をひかぬように越していきたいですね。
来年の予定もちょっとずつ決まり、改めて創作活動も楽しんでいきたいですね。
残り数日、みなさん元気に歳を越せるよう気を付けましょう!
では、今回はここまでで。